ドタバタまっこの成長日記 

発達障害、自閉症スペクトラム障害、ADHDの子育て記録。療育、福祉のことや、学校などでの出来事などを書いていきます。保育士です。

2019年09月


いじめに関して書くと見に来られる方が多いので驚きます。



悩まれている方多いのかなぁ…
と心配しています。

それとも心配してくださっているなら本当にありがたいことです。



残念ながら、
発達障害のある子はいじめられる確率が非常に高くなります。



これは研究結果にも出ています。
トウィマンさんというアメリカの研究者が、
2010年に発達障害といじめの間には極めて密接な関連があると発表しています。



いじめられ、仲間はずれにされる確率は
定型発達(いわゆる普通)の子のおよそ3倍になります。



よくいじめられるほうにも問題があるという話を聞きますが、
本人や家族がそう思い込まされるのが怖いことなのです。


自己肯定感の低さなど二次障がいに繋がります。


また過去の記事にも書きましたが、
先生までこちらに問題があり、
それが原因だと思っていたりします。


私の長男の場合、
集団行動を避けることがいじめのきっかけになりました。


長男が訴え出てから、
感覚過敏のせいで集団のにぎやかさが辛い
ということを何度も説明しています。


よくわがままと間違えられますが、
普段の様子をみていればそうでないことが分かるはずです。
(不器用なりに一生懸命ですから)


今は担任の先生から、
しんどい時は誰でも保健室や図書室などに行って静かにすごしていいんだよ
と全体に声かけしてもらっています。



長男以外にもカームダウンしに行く子がいると先生からお話を聞きました。


発達障害の子が過ごしやすい環境は、誰もが過ごしやすいのです。
(どんな人だって、最悪の気分の時ってありますよね)

休む


みんなで無理することなんてないと思います。


しんどいときは少し休む。
これが当たり前の社会になればいいのですが。


もちろん頑張るときは頑張る。


何度もお話するなかで、
先生方もいろんな感じ方をする子がいるということを理解していただき、
目線が変わってきたと実感しています。



参考文献 
最新図解 発達障害の子どもたちをサポートする本 
ナツメ出版株式会社 
榊原洋一



 複数の子どもたちから長男が嫌がらせをされていることについて
何回か学校と話し合う中で、
長男にも少し原因があるような言い方をされていました。


(以前の記事にも触れましたが、感覚過敏なのでにぎやかな所が苦手です。
 そのため集団を避けがちです)


なので、先生方の今後の対応にはあまり期待していなかったのですが、
きちんと対応したいと連絡がきました。



「一部の子たちに流される子が増えていて、
このままでは学級崩壊しかねない。
長男だけが(私を通じて)話をしてくれているので、
現場を押さえて、その場で注意したいので協力してほしい」

ということでした。


なんだか思っていたより深刻…

そんなにクラスの雰囲気悪くなってたの…


先生方も危機感をもってくださっているのはありがたいけど、
矢面にたつのは長男です。
(あと最初に相談したときにすぐに動いて欲しかったと思いました)


写真



先生には、
「私からも先生は長男の味方だと伝えます。
何かあったときすぐ相談するよう言いますが、
先生からも直接長男にしっかり伝えてもらえませんか?」

とお願いしました。



長男に他にも嫌な事言われている子がいるんじゃないの?
と尋ねたら
「3,4人はいるよー」
と言ってました。


いじめられてると思うと恥ずかしいから、
誰にも言えない子もいるんでしょうね。



よく事件になってから、
「いじめだとは認識していなかった」
と学校側がコメントしていますが、
ホントにそんなものかもしれません。


よく子どもとその日あったことなど、
よく話し合ってみてくださいね。
それが一番良いいじめを防止する方法かもしれません。


すごいですよね。
何か買うと商品+1割持っていかれるんですから。

その分給料上がっていればいいんですけどね。


手取り15万というのが、つい最近ツィッターのトレンドになっていました。

だいたい給料20万で手取り15万ほどでしょうか。

福祉職くらいかなと思って見ていたのですが、いろんな職種の給料が手取り15万のようで…



消費税5%から8%に上がったとき、
レジで会計すると
「あれ?こんなに買ったっけ?」
という感覚がしました。

たぶん10月からさらに
思ったよりお金がかかったと思う事が増えるんだろうな…
と思います。


だからと言って買いだめするほどお金も場所もないしなぁ…
ほんと不自由なく暮らしたいです。



昨年くらいから、長男が次男と一緒にお風呂に入ってくれています。


 次男が就学前の頃はものすごく多動だったので、
「ぼくはお世話できないよ。無理でしょ」
と長男は言っていました。


でも、私がもう次男とは一緒にお風呂にあまり入りたくない。
(体が大きくなってきているので、男女別で入るようにしたい)
夫の帰宅が遅すぎるのであてにできない…

だけどまだ次男を一人でお風呂に入らせるには、色々と心配…


どうしようか…と思っていました。


ある日、長男がお風呂に一人で入っているときに、
次男が長男と遊びたくて追いかけて行きました。


そのとき、長男が次男のお世話もついでにやってくれました。
それからは
「僕が(次男を)一緒に入るよ」
と言ってくれるようになりました♪

お風呂2


本当に助かります!


このところは、長男が先にお風呂に入ると次男が当然のように追いかけて入るようになりました。


今日も一緒にお風呂に入ってくれて、
その間に私は寝る用意を済ませることができました。


ありがとう
優しいお兄ちゃん♪

保育士として働いていたり、介護職員初任者研修を受講したりして思うのは、
本当に働き手が不足していること。


そして、人がいない分、技能がある人があまりいないこと。


本来なら次のリーダーになるべき中堅の世代が全くおらず、
若い人は根をおろさない…


非正規雇用の人たちが、
まるで正規雇用のように働いて、
なんとかその場しのぎで現場を支えているけれど
割に合わないですし、無理は続きません。



私が介護受ける年齢くらいになった時には、
介護職員なんてほとんど居ないんじゃないかなぁ…


外国人を介護職の労働者として受け入れるとか、
そういう話もあるようですが、
日本の福祉職がブラックだというのはすでに有名になりすぎて、
わざわざ母国離れて来るような人は居ないです。



今、これだけなり手がいないわけですから、
これからは要介護者の受け入れはできなくなるでしょう。

供給<<<需要

近々、介護するほうから利用者が選ばれるようになってしまうんだろうな…と思います。
(今もすでにそうかもしれませんが)


消費税を上げて、福祉に回すとは言っているけれど、
福祉職に従事している人に直接回さないとね。


なんだかんだいってこの世の中、
お給料が高い人=偉い人ですから。

給料が低い、きつい、汚いの3Kのままでは
ますます担い手は減るばかりです。


たとえどれだけ立派な施設や道具があったとしても、
従事する人あってのものです。

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