https://www.msn.com/ja-jp/news/national/娘は自殺-妻はうつ病-元事務次官-44歳息子を殺害/ar-AAK33ap


元事務次官の父が息子を殺害するという事件がありました。


息子は発達障害、どうも知的には問題がないアスペルガー障害のようです。


中学のときにいじめに遭い、その鬱憤が家族に向かったようです。
そして家庭内暴力が激しくなっていたようです。



発達障害=暴力をふるうということはありません。

アスペルガーも自閉症です。
他人の気持ちに気付きにくく、対人関係も不器用です。

だからといって、思いやりがないわけではありません。


とても優しい気持ちがある子が多いです。
その気持ちの表現の仕方が、ただ世間でいう常識とは違う変わっているそれだけです。


恐らくですがこの事件の場合、
幼いころからかんしゃくが激しいお子さんだったのではないでしょうか。

以前にも書きましたが、


思い通りにいかない→かんしゃくを起こす→親が仕方なく応じる


を繰り返すと、暴力をふるえば自分の思い通りにいくと学習してしまいます。


本人も、家族もお互い加減が分からなくなってしまう。
思い通りにいくまで暴力が苛烈になっていきます。


子どもが大きくなれば親も止められません。

幼いうちに、ダメなことはダメ。

どれだけかんしゃくを起こしても悪い行いにご褒美(物や行動)をあげてはいけません。

真剣勝負



その時はどれだけ恥ずかしい思いをなさっても、
辛い思いをなさっても、
その後は楽になると思って踏ん張ってほしいと思います。


ご褒美をあげるのは我慢できたとき、よい行いをしたとき、約束を守れた時です。


私の子どもも、そこは厳しくしてほしい、甘やかさないでほしいと
周りの先生方にお願いし続けています。

障害があっても、社会の一員としてやっていけるのが目標です。