ドタバタまっこの成長日記 

発達障害、自閉症スペクトラム障害、ADHDの子育て記録。療育、福祉のことや、学校などでの出来事などを書いていきます。保育士です。

カテゴリ: 発達障害

長男の英語の成績はぐんと伸びました♪

学校が始まってすぐに実力テストがあり、先日結果が返ってきました!

平均を10点以上上回りました。(それまでは平均より下でした…)



テストの日に帰ってきてから、
「何書いているのかわかった!それに答えを全部埋められた!」
と言っていたので、ちょっと期待していましたが。



今年の夏にやったこと

まずは宿題を終わらせる
(答え合わせは私がしました。できていないところは解説)


本当に簡単なまとめだけの参考書を1年生の分から目を通しやりなおしした

例文を一緒に声を出して読んだ

ちゃんとした発音ができない単語を読めるまで発音したり、書いたりした

焦るけど、本人の様子をみてあまり無理させない
(しんどい時に勉強しても入らないので)




一応、塾通っているんですけどね…
やっぱりつまづいているところからやり直すとしたら、
相当熱心な家庭教師を雇うとかじゃないと難しいと思います。

そうしたら、お金いくらあっても足りないです(苦笑)

でも、いくら志望校ができたとはいえ、
苦手科目をよく頑張りました!

一生懸命がんばってくれて嬉しかったです。


テストの結果が良かったので、
先生方がすごくビックリされていたそうで、
職員室で、ちょっとした騒ぎになったと担当の先生から教えてもらいました。


とはいえ、このテストだけ奇跡と言われないよう、
これからも継続していこうと長男は頑張ると言ってました!

やる気


休みの間に勉強しつづけたことで、成績が上がったのが自信になったようで、
取り組みも前より意欲的になっています。


発達障害があると、ほかの子よりも何かと手がかかります。

体調維持でさえも助けが必要だったり、
気分を安定させるのも工夫が必要だったり。


何も知らない方から、
過保護じゃないかと言われることもままありますが、


よその子はよその子
うちの子はうちの子


うちの子は手がかかるけれども、しっかり育てるんだと腹くくってます。



長男は発達検査の結果で分かったことですが、聞いて理解する力が弱いです。


そのせいか、リスニングの多い英語がどうも苦手です。
音声と単語が結びつかないのか、
英語は口頭での指示が多いので、先生の説明を認識するまでが苦手なのか…

なので、恥ずかしながらいつも英語は平均点まで行かなかったです。


ですが、今行きたい高校があります。
まずは英語の点数を上げないことには諦めざるを得ません。
(個別塾には通っていますが…やっぱりなかなか。
 そこまで塾の先生が完全に分かるまでやってくれるわけではないですからね)


もう、ここは私も腹くくって頑張ろう!と一緒に勉強することにしました。

私からしても、もう一度中学から勉強をし直す気持ちです。



まずはたくさん出ていた英語の宿題を早めに終わらせるところから始めました。

中学の実力テストは宿題の範囲内から出るということでしたので。

夏休みの宿題


発達障害のあるお子さんのしんどいところは、
やるべきことを後回しにしてしまいがちです。


夏休みの学習の計画をまず一緒に立てることにしました。
暑い日も続きますし、クラブ活動もあるので余裕を持って取り組めるようにします。


先週、某タレントさんがご自身がADHDであることをカミングアウトされていました。

炎上してからその内容を読みましたが…

そりゃ燃えるな…
(優しい表現で要約するとADHDだから、色々と問題を起こす人間だったんだ~という内容でした)


でも、この方がタレントだから注目されましたが、
そう捉える方多いです。

HDMI



問題は、生きにくい方に対して診断はするけど、フォローがないからだと思います。


「人間関係でいつも悩みます」本人

「診断してみようか。あー発達障害だね」
「お薬飲んでみる?合わなかったら言ってください」
「病院だからお薬出して様子みるね。福祉的な手続きは役所行って聞いてみてください」

※なんでお薬が必要か分からないままだったりすることも多いです。


「手帳取りますか?それなら今度はこちらへ…」役所のたらい回し

「???」本人←なぜ手帳がいるのか、だいたいどんな福祉があるのか分からない



だいたいこんなもんです。

お医者さんや、役所からすると
よくある相談の一つですから、そんなに詳しく説明なんかしません。
当事者は訳わからないで右往左往です。
何が分からないのかさえ分かりません。

私も子どもが診断されたとき、
言われるがまま何度も役所と病院を無駄に行き来しました。
おそらく役所の福祉担当の方もあまり分かってなかったんだと思います。


診断をするのは生きにくさを和らげる目星を付けるという意味で大切ですが、
これをゴールだと勘違いしてしまうことも多いです。


十人いれば十人受け取り方が違います。

障がいだから治らない…(さらに落ち込む)
治らないなら仕方ない (開き治る)
そんなわけがない   (色んな病院を回るかたもいます)
どうしたらよいか調べる (それで助かる方もいれば、やっぱり分からないままの方もいます)



発達障害といっても、傾向が似ていても能力の程度にはかなりの差があります。
普段の生活に、どのような注意やフォローが必要なのか
個別に時間をかけて話を聞くことが大事です。
ときには訓練も必要であったりします。


また得意を伸ばせばそれでやっていける方も大勢います。

そこまでの説明込みで診断してほしい…と思います。
そうすれば、あのような発言は出ないと思うのです。

長男は得意不得意かなりはっきりしています。

それがやはり成績にも影響しています。
いわゆる暗記ものはとても得意です。


不思議なのは、身近な人の顔や名前は覚えるのに時間がかかるのに、
歴史上の人物の名前は覚えられたりします。
(アニメのキャラクターも覚えられます)


いったいどうなっているのかな…と思います。


苦手なのは国語、英語のような答えを自分で考えなければならないものです。

聞き取りが苦手ですから、塾に行ってもなかなか成績は上がりません。

ですが、本人は行きたい高校があるので、
苦手教科を放置しておくわけにはいかないことに最近気づいたようです。


先月から、マンツーマンで私と一緒に英語の勉強をしています。

まさかこの歳になって、家庭教師をするだなんて思わなかったです。

でも、やる気にやっとなってくれたので応援しようと思います。なんとか合格してほしいと思います。

PORTRAIT

あっという間に梅雨明けしてしまいましたね。

紫陽花の花大好きです。

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PORTRAIT

なぜか、発達障害があるお子さんはのぼせやすいです。

うちの子も例にもれず…です。

体温調整機能がうまく動いてないようです。
脳は気温が高いと判断すると、
汗を出して体を冷やすように命令するのですが、
その連携にどうも時間がかかるようです。



なので毎年季節の変わり目や
急に気温が上がったときなどは
身体に熱がこもって、熱中症のようになってしまいます。

汗がやっと出ると、急に体温が下がっていきます。


熱がこもる


毎年そうなので、
学校側も「あ~いつものだね」という感じで対応してくださっていて助かっています。

とはいえ、高熱なので早退です。
もちろん電話がかかってきます。

学校から電話がかかってくるとヒヤっとしますね。
これは慣れることがなさそうです。

大きくなったらのぼせやすいのは治るのかな…と
思っていましたがそうはならなかったです。


我が家ではもう毎年恒例の行事のようになっています。



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