ドタバタまっこの成長日記 

発達障害、自閉症スペクトラム障害、ADHDの子育て記録。療育、福祉のことや、学校などでの出来事などを書いていきます。保育士です。

カテゴリ: ペアレントトレーニング


夏休みでもこんなに家族と家にいることないですね。


いつもの長期休みなら、
なんだかイライラしてきたな…と思ったら出かけられるのに、
今はそうはいきません。



ソーシャルディスタンスって、たぶん家族でも必要なんだと思います。



そういえば、4,5年前にペアレントトレーニングに通ったのですが、
その時によく臨床心理士の先生が、



「子育てには心の余裕が必要です。自分がほっとできる場所を自宅と近所に作ってね」

と何度もおっしゃってました。



余裕がないと、自分や子どもを責めすぎてしまうからです。



リビングのソファーでも、近所の雑貨店でも。
どこでもいいので、居心地のよい我に返る場所が必要です。



今はお店に長居はできませんし、

ほっとできる場所って私にはトイレとお風呂くらいしかない(苦笑)



トイレでさえも、こもってたら次男がおもしろ半分でガチャガチャとドアノブ回してくるし…



寝るのが遅くなっているけど、

子どもたちが寝てから好きな曲をイヤホンで聴いて

「あーまた明日がんばろう」


と思うのが日課になってます。



家族の時間


なんにもできない毎日のように思えるかもしれないけれど、
みんな大事な家族を守るため…ですね♪

障害があるというだけで、なぜかものすごく毛嫌いする人もいます。

こういう人って話ししようとしても耳に蓋をするので、私は話しかけても無駄だと思ってますσ(^_^;

なぜなら偏見のすごい人って、実はその人本人もなにかしら問題あってそう言うことを少し耳に入れることすら受け入れられない、拒絶しているんじゃないかと考えているからです。

ペアレントトレーニングを受けていたとき、講師の先生がおっしゃられていました。

「自閉傾向ある子をわざと怒らせたり、困らせたりする子が必ずいます。でも、そういう子もなにか問題を抱えていたりします」

「例えば、普通の感覚持ってる子は、自閉傾向ある子と一緒に居て、変わった子だなと思っていたとしても口にだしません。子どもなりに言ってよいこと、悪いことがなんとなく分かっているんです」

「普通の感覚持ってる子は、困っている子がいれば助けようとしますよ。それが人間らしい振る舞いです」

この話を聞いたとき、先生は豆知識としてお話されていたのですが、ものすごくストンと心に入るものがありました。

人に障害があるのは望んでそうなったわけではありません。

今障害をもっている人や家族はその事実を徐々に受け入れていって生活をしています。

人も生き物ですから、病気になったり、なにかハンデを持つことはなんらおかしなことではないです。

誰もがそうなってもおかしくないのです。

なんら恥ずべきことではありません。

ですがいちいち偏見を持っている方を捕まえて「それは偏見だ!」とか言いはしません。

そんな労力を使うなら、分かって下さって協力して下さっている方ともっと親交を結ぶ方がよっぽど生産的だと思うからです。




去年から今年初めまでペアレントトレーニングを受講していました。

そこでよく言われたことは自分を大事にすること。



自閉ちゃんはパニックになると落ち着くまで、静かな部屋に移動させたりします。

そういう場所をパニックルームというのですが、ママにも必要なんですよ。

例えば家ならトイレだとか、ソファーだったりここは落ち着くという場所。外なら好きな雑貨屋さんだとか、スーパーの一服コーナーでも...

ちょっと落ち着くだけで、随分前向きな気分になったりします。

あとどれだけ忙しくても、自分の興味あることは続けること。

子育てしていると、人に合わせてばかりになりますよね。
すると、だんだん自分が何したかったのか分からなくなってきたり...

大変だからこそ自分の好きなこと大事にして、自分をいたわっていきましょう。

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