ドタバタまっこの成長日記 

発達障害、自閉症スペクトラム障害、ADHDの子育て記録。療育、福祉のことや、学校などでの出来事などを書いていきます。保育士です。

タグ:ADHD

先週、某タレントさんがご自身がADHDであることをカミングアウトされていました。

炎上してからその内容を読みましたが…

そりゃ燃えるな…
(優しい表現で要約するとADHDだから、色々と問題を起こす人間だったんだ~という内容でした)


でも、この方がタレントだから注目されましたが、
そう捉える方多いです。

HDMI



問題は、生きにくい方に対して診断はするけど、フォローがないからだと思います。


「人間関係でいつも悩みます」本人

「診断してみようか。あー発達障害だね」
「お薬飲んでみる?合わなかったら言ってください」
「病院だからお薬出して様子みるね。福祉的な手続きは役所行って聞いてみてください」

※なんでお薬が必要か分からないままだったりすることも多いです。


「手帳取りますか?それなら今度はこちらへ…」役所のたらい回し

「???」本人←なぜ手帳がいるのか、だいたいどんな福祉があるのか分からない



だいたいこんなもんです。

お医者さんや、役所からすると
よくある相談の一つですから、そんなに詳しく説明なんかしません。
当事者は訳わからないで右往左往です。
何が分からないのかさえ分かりません。

私も子どもが診断されたとき、
言われるがまま何度も役所と病院を無駄に行き来しました。
おそらく役所の福祉担当の方もあまり分かってなかったんだと思います。


診断をするのは生きにくさを和らげる目星を付けるという意味で大切ですが、
これをゴールだと勘違いしてしまうことも多いです。


十人いれば十人受け取り方が違います。

障がいだから治らない…(さらに落ち込む)
治らないなら仕方ない (開き治る)
そんなわけがない   (色んな病院を回るかたもいます)
どうしたらよいか調べる (それで助かる方もいれば、やっぱり分からないままの方もいます)



発達障害といっても、傾向が似ていても能力の程度にはかなりの差があります。
普段の生活に、どのような注意やフォローが必要なのか
個別に時間をかけて話を聞くことが大事です。
ときには訓練も必要であったりします。


また得意を伸ばせばそれでやっていける方も大勢います。

そこまでの説明込みで診断してほしい…と思います。
そうすれば、あのような発言は出ないと思うのです。

ペットロスも急性期を過ぎました。
まだ心にぽっかり穴が開いていますが、少しずつそれにも慣れてきています。


先日、次男と公園を散歩していました。

主人は家でリモートワークをしているのですが、忙しすぎて休日返上しています。

そうすると、休みの日なのに子どもたちが家でくつろげないんですね。



自宅を職場にするのって、どうなのかな…と思います。


家なのに落ち着かないんですよ。
掃除機でもかけるのを躊躇ってしまうというか。

家の電気代もものすごく上がってますし。


仕方がないので、休日でデイもお休みの日などは私と次男は長々と散歩したりします。

たまたま、私が四つ葉のクローバーを見つけました。

次男に、
「普通は三つ葉で、四つ葉は珍しいんだよ」
と説明すると、


その後すぐ、ぱぱっと動いたかと思うと、
すぐに四つ葉のクローバー、五つ葉のクローバーを見つけてきました!

これにはほんとビックリ!

PXL_20220504_072114547

PXL_20220504_072143840

多動の診断を受けている次男は、
やっぱりたくさんのアンテナを持っているのかもしれません。


クローバーにあやかって、たくさんいいことあるといいなぁ。

卒業シーズンですね。

あちこちで、卒業式帰りなのか花を持った学生を見かけます。

昨年、長男が卒業してから本当にあっという間でした。 
まるで昨日のことのようです。


こんな感じでまたあっという間に高校受験、そして中学も卒業してしまうんだろうな…


思えば、地元の中学を選ばず、
知り合いもいない中学を選択し、
頼れるのは本人のやる気のみ

不安ばかりの春でした。


時々、学校とも色々ありましたが、
本人の頑張りで周囲とも、先生方とも良い関係を築けています。


環境は本当に大事です。

通っている中学にも性格は合わない子はいるようですが、
でも人をいじめよう、からかおうという嫌なムードはないらしいです。


そのおかげで、安心して通えていると思います。

落ち着いた環境のおかげで、
勉強に、部活に意欲的に参加できるようになり、
長男はとてもしっかりしてきました。


親の私だけでなく、久しぶりに出会った小学校の先生にも
「すごくしっかりしていて驚いた!」
と言われました。


大きくなった

身長もとっくの昔に私を越しています。


特性もありますし、これからも苦労することもありますが、
乗り越えていけるだろうと思えるようになってきました。


今年に入って、長男が塾に通うようになりました。
親としては、高校進学のこともありますし、
早く通ってほしいなぁと思っていたのですが、
学校に慣れることを優先して、
本人の生活に余裕が出てからにしようと決めていました。



通っている中学は割と宿題が多いですし、
本人もなんとか自分の力でついていっています。

疲れもかなりあります。


ですが、本人が「塾に行きたい」と言ってきました。

そろそろ自分の力だけでは厳しいと思いだしたようです。

そういうふうに思ってくれるようになったことはほんと嬉しかったです。




塾には大きく分けて二通りあります。


一斉授業方式

学校と同じで、講師が前で授業を進める

入塾テストや定期的なテストをして、学力別のクラスに割り振るところもある


個別授業方式

個別か少人数の生徒を講師がそばで学習の進行を見守る 授業料はやや高い




普段の授業で集中して聞ける力が十分にあるお子さんなら、
一斉授業方式の塾でやっていけると思います。


気が散りやすい長男の場合は、個別授業方式の塾だろうな…と思いました。

長男の場合だと、促せば集中できるタイプなので完全な一対一方式でなくてもいけそうです。


各ブースに分かれているような塾が良いかもしれませんが、
案外、ブースだと何しているか講師からも分かりにくかったりするそうですよ。

集中していると思っていたらぼーっとしているということもあるかもしれません。


なので、講師と向き合った感じの方法でやっている塾にしました。


なかなか学習の定着が難しい長男。

その上、1学期は学校に馴染むことにエネルギーを持っていかれたのと、
かなり油断していたこともあって、
大丈夫か…?
という成績でした。



それでも先生の話だと全体でみると真ん中あたりだそうです。


長男は学習の内容を忘れはしますが理解はできるので、
人一倍努力すれば…なんとかついてはいけます。



なので長男よりできない子というのはおそらく中学1年の学習内容についていけてないのでは?
理解ができないのでは…
と思います。



日本の教育は不思議なもので、
年齢が上がるごとに学習についていけなくても問題視されなくなります。



幼児や、小学校低学年くらいまでは、
先生方かなりのサポートされるのですが、
それ以降は本人やその家庭の自己責任と言ったところでしょうか。



普段から知的障がい、発達障がいについて考えている人からすると、
小学校高学年くらいからいよいよついていけなくなってきて
しんどい思いをしている子どもを置き去りにしているのはどうなんだろう…
と思うんですけどね。



さて、毎年恒例の長期休み中の勉強の特訓。
効果あったようです♪


長男も1学期で危機感を持ったせいか、
よく頑張ってくれたと思います。


毎日、教科書準拠のワークをやっていました。
それと、学校から出たたくさんの宿題…


きちんとやりきった分、テストの点が上がっていることに本人も充実感を持っているようです。



成績が上がらなければ、新しいゲームソフトを買わないと言っていたのですが、
頑張ったので許可しようと思います。


もちろんまた成績が下がらないよう、自主勉強を続ける前提です♪



このページのトップヘ